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2025.12.16
親の相続物件を売却したい!税金はかかる?手順は?
親の相続物件を「住まないから」「自分の家があるから」「維持管理が大変だから」という理由で売却する方は少なくありません。
仮に親の相続物件を売却する場合、売却金に税金はかかるのでしょうか?
親の相続物件にかかる税金などの費用や、売却時の手順について解説します。
■親の相続物件を売却するときはまず相続手続きをする
親の相続物件や土地を売却するときは、基本的に「相続手続き」をして、その後に「不動産売却」という手順で進めます。
なぜこのような手順で進めるかと言うと、相続物件は亡くなった方(被相続人)の名義になっているため、その名義を相続人に変更しないと売却できないからです。
まずは相続物件も含めて遺産分割協議を行い、それから遺産分割の内容に沿って相続登記(物件や土地の名義変更)を行うという流れで進めます。
■親の相続物件の売却で注意したいポイント
親の相続物件や土地の売却/相続手続きでは、注意したいポイントが2つあります。
・遺言書がある場合はまた手順が変わってくる
・相続手続き中も不動産売却の相談は可能
故人の遺言書がある場合は基本的に遺言書の内容に沿って遺産分割/相続手続きをします。
遺言書や遺産分割協議、相続手続き、登記について分からないことがあれば、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
それと、相続物件や土地の遺産分割協議や相続登記中も不動産売却の相談自体は可能です。
相続手続き中に不動産売却の相談をしておくことで事前に売却準備を進められますので、スムーズに売却できます。
■親の相続物件の売却にかかる税金などの費用
親の相続物件の売却には主に3種類の税金がかかります。
まず相続物件の売却手続きには印紙税と登録免許税がかかります。
印紙税とは売買契約書などの書面にかかる税金で、登録免許税は不動産登記にかかる税金です。
親の相続物件の売却で利益が出た場合は、譲渡所得税という税金がかかります。
譲渡所得税とは不動産譲渡の際の所得税/住民税のことで、「利益が出た場合のみ課税される」ところが特徴です。親の相続物件を売却しても利益が出なかったときは、この税金はかかりません。
親の相続物件の売却で利益が出れば出るほど高額になりがちな税金なので、事前に節税対策を考えておきましょう。
なお、相続物件の売却では、税金以外に家のクリーニング費用や測量費用などがかかる可能性があります。
こういった費用がかかるかどうかはケースバイケースなので、売却を担当する専門業者によく相談しておくことが重要です。
■税金も考えた親の相続物件の売却ならご相談ください|最後に
親の相続物件を売却するときは、相続手続きのことだけでなく税金のことも考える必要があります。
相続物件の売却は相続手続きが関係するからこそ、「まず何をすべき?」と戸惑うことも少なくありません。
親の相続物件を売却したいなら、税金や相続手続きのことも考えて提案やアドバイスを行うO-Nest Plusにお任せください。


