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2024.11.07

コラム

相続物件を売却するために必要な手続きや相談先は?

相続物件は相続手続きが絡むので、相続して即売却は基本的にできません。

必要な相続手続きをして、それから売却という流れになっています。

相続物件の売却のために必要な手続きや、手続きで困ったときの相談先などを解説します。

 

■相続物件を売却するために必要な手続き

 

相続物件を売却するためには、まずは相続登記や遺産分割協議などの手続きが必要です。

他の相続人と不動産などの遺産の分割について話し合い、それから遺産分割に合わせて相続登記など遺産の種類に応じた手続きをするという流れが基本になっています。

 

1.相続物件など遺産の内容を確認する

2.相続人で遺産分割について話し合う(遺産分割協議)

3.遺産分割の話し合いがまとまったら、遺産ごとに相続手続きをする

4.相続物件の相続手続き(相続登記)が完了したら、売却の手続きを進める

 

相続物件の売却でなぜ相続登記が必要なのかと言うと、これは名義が亡くなった方(被相続人)のままになっているからです。

相続物件の名義が亡くなった方のままでは売却できないので、相続物件を売りたいときは、相続登記で名義の書き換えをしなければならないのです。

 

なお、相続物件の売却の流れでは、遺産分割協議が登場しています。

遺産分割協議は必ず行われるわけではありません。

 

たとえば、相続人が1人の場合は他の相続人と遺産分割について話し合う必要はありません。

また、亡くなった方の遺言書がある場合も、基本的には遺言書に沿って遺産分割することになります。

こういったケースも考えられるため、必ず遺産分割協議が行われるというわけではありません。

 

■相続物件を売却するための相談先

 

相続物件の相続手続きや売却手続きでは疑問点や困ったことが出てくるかもしれません。

相続手続きや相続物件売却での疑問や困ったことは、次のような窓口に相談可能です。

 

・相続手続きは士業に相談できる

 

相続物件の登記手続きについては司法書士に相談可能です。

遺産分割協議や遺言書などで分からないことが出てきた場合や、遺産相続で揉めてしまった場合などは、法律の専門家である弁護士に相談できます。

相続税など税金の計算や手続きについて分からないことがあれば、税理士に相談可能です。

 

なお、相続物件の売却でも印紙税や譲渡所得税などの税金が関係してきます。

税理士には相続物件売却の税金についても相談可能です。

 

・相続物件の売却は専門業者に相談できる

 

相続物件の相続手続きや税金、トラブルなどは士業に相談できます。

ただ、士業は不動産売却の相談窓口ではありません。

相続物件の売却について相談したい場合は、相続物件の売却に対応している専門業者が相談窓口になります。

 

■最後に

 

相続物件を売却する場合は、相続手続きをしてそれから売却という流れになります。

ただ、相続手続きが完了していなくても、不動産売却の相談は可能です。

 

専門業者に早めに相談しておけば、相続手続きをしている間に売却の準備を整えることも可能です。

したがって、早めに専門業者に相談し、相続手続きと並行して売却準備を整えておくことをおすすめします。

 

当社に売却の相談をしていただければ、スムーズに売却が進むよう準備をお手伝いいたします。

相続物件の売却なら、札幌のO-Nest Plusにお任せください。