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2025.05.08

コラム

不動産相続トラブル事例を紹介!対処法についても解説

不動産の相続では売却に関するトラブルや、遺産分割についてのトラブルなど、さまざまな揉め事が起こることも少なくありません。

 

この記事では不動産の相続でよくあるトラブル事例や対処法などを解説します。

 

■不動産相続のトラブル事例

 

不動産の相続でよくあるのは次のような事例です。

 

1.不動産の相続人で揉める事例

 

古い相続不動産の場合、相続人が誰も相続したがらず、物件の押し付け合いになることがあります。

遺産が相続物件しかなかったため、遺産分割でトラブルになるケースや、「自分が相続したい」と相続人のひとりが強固に主張し揉めてしまうようなケースがあります。

 

【具体的な事例】

・相続人である兄弟の両方が実家を相続したくなかった。どちらが実家を相続するか押し付け合いになった

・三人兄弟の長男が「実家は長男が相続すべきだ」と強固に言い張り、弟たちとトラブルになる

・遺産が不動産のみで、遺産分割でトラブルになる

 

2.相続不動産の維持や売却でトラブルになる事例

 

相続不動産に対しての意見が相続人によって異なることがあります。

そのため、相続人同士で「このまま所有すべき」「売却すべき」と意見が分かれトラブルになることも少なくありません。

相続不動産の維持管理費用でトラブルになるといったケースもあります。

 

【具体的な事例】

・相続不動産を売却したい相続人と売りたくない相続人でトラブルになる

・相続不動産の維持管理費用の負担をめぐって相続人間で揉め事に発展する

・相続後にさらに相続が発生し、相続不動産の遺産分割が複雑になってしまう

 

3.相続不動産を共有名義にしてトラブルになる

 

不動産を相続する際は共有名義にするという方法もあります。

たとえばAとBの2人の相続人がいた場合、相続不動産をAあるいはBどちらかの名義にするのではなく、AとBのふたりの名義にする(共有状態にする)方法が共有名義です。

相続不動産を共有名義にすることによって売却や維持管理でトラブルになるケースがあります。

 

【具体的な事例】

・共有者全員の同意がないと相続不動産を売却できないのに、共有者の1人あるいは複数名が売却に同意しない

・相続不動産の共有者と連絡が取れず(連絡先が分からなくなり)、売却したくても売却できなくなってしまう

・共有者の間で維持管理費用の負担でトラブルになる

・相続不動産の使用や掃除、修繕などで揉めてしまう(AとBの共有なのにAばかり不動産を使っている、など)

 

■不動産相続でトラブルにならないためには?

 

相続不動産でトラブルにならないためには次のような対処法があります。

 

・相続が発生する前に不動産売却などで対処する

・相続不動産は共有名義にしない

・売却する場合は遺産分割時に「売却したい」旨を他の相続人に伝えて同意を取り付けておく

・相続トラブルが起きそうなときは速やかに弁護士に相談する

・相続不動産の売却に強い専門業者のサポートを受ける  など

 

当社は相続不動産の売却を多く手がけている専門業者です。

相続不動産のトラブル対策のための売却など、事情に合わせて最適な計画を提案いたします。

 

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